三月のエクボを緩ます春の風
という つぶやき のメモに残し
どこにも人目につくところに
それを置いてこなかったことに
深い理由はなかったとは思うが
のちに 三月が暮れるときに
言い出しかねて
名曲がふぅーっと浮かぶ
今日が最後の登庁の日
と書き残しているところを振り返ると
自らの人生が「順風満帆」とは
決して言えなかった過去を
自戒を込めながらも許しているのである
もう いいじゃないか 許してやろう
そう言ってみたい夢のような自分の姿がある
死んでもわかってもらえんやろ
見渡せば八割以上があかんやろ
・
輝く人生の時
幸せだったとき
幸之助の言葉と人間
幸之助の遺したもの
会社が放ったパワハラ
‥
そんな言葉のひとつひとつは
私にとって
安易には棄てられないものだったのだ
🌱
ラジオ番組から流れる『自由』をテーマにした街頭インタビューで
世の中の多くは『自由』を求めて生きているのがわかる
何者かによって束縛を受け
不自由であることに不満を抱き
やがて自由になって何かを実現することを夢見て
頑張っている人が多い
では いったい『自由』とは何であろうか
そういうことを考えてみる
🌱
はて私は
いったい何を求めているのか
わたしは「自由」だろうか
ここでいう「自由」とは何であるのか
そんな自問が生まれてきたのだった
(つづく)
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