へんてこな日々から 歴史の鼓動がする坂道を登りながら このまま街道を1人で歩き続けるのが ある種の自虐的な遊びのように感じられてくる 襲いかかる現実と同時に その坂道を歩いて わたしは架空の日常の風景も想像した へんてこな日常であったのかもしれないけれども 海を目の当たりにして わたしは思い浮かぶ限りの架空の物語を 作り出そうとしていた 電車のすれ違いざまに メールをくれた超偶然的な人に ますます惹きつけられていってしまいながら 非日常の夢の中をさまよう 広告