立冬を迎えている
これまでに生まれてから歳の数だけ冬を迎えてきたことを思うと それが六十数回ということに驚く一方でたった六十六回なのかと冷静に見つめる時間もある
冷静に見つめるということが大事であり 意味の深いことなのだと思う
前にも触れたが 一年を50週間と切り捨てて考えると 10年は500週間だ。たった500回なのか とんでもない500回なのかは それぞれの対象に依る。あと10年生きるとして 目標に決めたことに500回チャレンジするような 活動的な暮らしを取り戻すべきだと常々思うのだが
様々なことに直面している
『心房中隔欠損』に加えて『心不全』の症状がある。節制して暮らしていれば長生きできるさ と明るく話してくれる人の言葉は貴重だ。別に何も悲観的には考えていないから大丈夫
生命科学分野を卒論に選んだこともあって一生 このことに関心を持ち続ける人生を送ってきたわけだが 今ここにきて人が生き続けることへの使命や節理のようなことを考えることが増えている
紛れもなく 痴呆脳との出会いが大きい。自らの生命もその終端を如何にあるべきなのか、考えることが増えている
面倒な話はやめよう
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京都に来て 介護面会をする生活を 送っている。その間の食事を簡易的な台所ですることもあって 「ままごと」のようなおかずをツマが作ってくれる。これがまた今までになく新鮮で美味しく食べられる。今までテレビの料理番組やグルメ料理店のCMのような華やかな料理を作って愉しんでいた毎日から 急旋回となった
先日の循環器科の平岡先生の話を受けて 食事メニューを見直している結果 『ままごと』のような料理を毎日食べるわけだが 美味い食材で作る料理よりも 頭の片隅にある「十年後の健康」を思うと これまでの食事が「裸の王様」に見えてくる
明日に続きを書くことにする