最近 高齢者の仲間入りを果たした。するとそこで 身の回りに 高齢者として心配を呟く人が妙にたくさんいる ことに気づく
そのような人たちが急に増加したわけではなく 自分がその世界に仲間入りしたのだ
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- 妻はいなくて 独り者だ
- 独身貴族できたが もはや独身を通さずに六十歳を過ぎても結婚をした方がいいのか
- 子どもはないので 一人で生きてゆく計画を立てている
そんな友達が居る。「未婚は気の毒 だが 結婚も地獄」と談笑をした日々がある
どっちが幸せなんだろうか
- パートナーを探すのがええのか それとも一人の覚悟を決めるのか
- 子どもがないので どうなるか心配だ 子どもがあればよかった
- 不妊治療は百万円以上も掛かり それでも恵まれなかった友もあり 人それぞれ事情で子どもが持てなかった人が予想以上に多いので驚く
- 訳あって夫婦は別れてしまって交流もない
- 夫婦は仲良しだけど 夫は(妻は)優しくない 老後を円満に暮らせるかどうかが不安
夫婦円満でない人もあるし 別居中に人もあり 人それぞれの考えや事情があろうし 一致しなのが悪いと断じることもできない。マッチング率が 5%程度で暮らしている(我が家のような)夫婦もあるだろうから 趣味やスタイルが合致することだけが全てではない
- もしも夫が(妻が)先に死んでしまったらどうするか
- 一人ではうまく暮らしていける自信がない
- 早く一人になってのびのびと暮らしたい
- 一人になれば 誰に気を使うこともなく皆に羨ましがれるのだろうか
多くの高齢者が行き着くのは 残された時の不安(歓び)であり どちらが先に死ぬかを予測する人もあって 残される側は深刻な問題だ
先に死んでしまいたいという人が とても多いのに驚く
- 年齢が近いか離れているかでも事情が変わろうし 残された側の幸せとは何か どうやって保障するかということも深刻だ
- 病気がちだが 一人になるのは怖く もしもの時に夫婦での相互の介護はどうなるのか
- 病気がちな人や痴呆が心配な人も不安が募る
- どれほどまでにお互いを介護し合うのか
- 今 どれだけ考えても答えは出ない
富裕な人と貧困人での格差も問題で 中には不十分な老後を送る悲しい結末の人もあろうが こういう人は表には出てこない悲しい結果になる
『悲しい』とは 何だろうという社会制度に問いかけるテーマも生まれる
老後の資金がなく 一人残されたら生活費が確実に不足する
中には 家もなく兄弟もいない人もある
時期が来たら『ストン』と終わりたいと願う人は絶えない
社会精度を構築する側の考え方・・なのだが 国家とな何か 誰のためにあるか という事に考えが及ぶ
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30年たてば 高齢者が30%のから 50%の時代になり 二人に一人は 高齢者の時代を迎え 年金制度が今のままならば 働かずに年金で暮らす高齢者が半数となる
高齢者でも働くか または 不要人は早く死んでもらうと歓迎されるというそ時代が来る
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世の中には苦しい人ばかりでもなく 年金は十分にあり生活に困らない けれども 子どもがいないので 夫婦の墓を悩んでいる人もいた
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ここまで書いて ペンを置いて少し考えていたのだが 後で書こうとしても 何を今更 書き足すことがあろうかと思えてくる。それで全てかも知れない。では 答えとして何を求めようとしているのか。混沌としているのだ
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- 物価が上がる
- 電気料金も上がる
- ガソリンも
- 医療費はかかる
なのに 収入は増えない。もはや何も頼れず 細々ともらう年金だけを頼るという人が多い。しかし 年金は減少し続ける生活は逼迫し 今後も明るい未来は見えない
生活を守る仕組みを考えくれる人が 弱い人をしっかり見ておらず 将来を考えていない失策政治が続くと嘆いても政治には新しいこれからは見えない
『鉄砲で撃ったろか』と思う人が出てきても仕方ないと思う人があっても責められない
こっちは『生きるか死ぬか』なんやから 『撃ったろ』と思うことが正義かどうかは別として すべてを燃やし尽くしてしまえば平等ではないかと思い付く。豊かなステージで豊かな社会を見ているだけの人にはわからないことなのだろう
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上記のように書いたら コメントをくれた人があった。お金があったとしても家族があっても老後は不安定な時代だ・・という。そこで私の思案は続きます
人は「ストン」とは死ねません、種田山頭火にしても車谷長吉さんにしても ストン に近かったか
生きるための努力があるならば 死ぬための努力もあってもよかろう
生き延びれば ふたたび 人として活動をできるが 難しいのは 死ぬ場合で『命』を奪えば「終了」となることだ
現代社会には 命を奪う規約がない
伴侶が倒れて看病をして甦ってもそのあとで看病をしていた側が倒れてしまい甦ることなく死亡した例がある。こんな例の組み合わせを上げればキリがない
残された伴侶が自分も後を追って死にたいと思うかどうかは 発生事象の状況によるものの 生き延びる人や生き残る人の命を(「奪う」ではなく)「切り上げる」ということを法的にはできず またモラルや通例としても明確にされてはいない
実際に自分はどうなるのかという可能性を考えると 若くて元気な人ほど曖昧で 高齢で健康でない人ほど現実味を帯びる
もはや他人事ではない時代が来る(30%が高齢者から 50%が高齢者の時代、30年以内になる)
さて 新しい時代に対応した仕組みを考えねばなならないのは 若い世代の人だ
今はまだそれほど問題ではないかも知れないけど 間違いなく深刻な課題になる時代が来る
心配なのは 今の世代の人がぬくぬくで満足そうな暮らしをしているから何にも考えていないならば・・それは大変なことだ