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十七日に父の墓参りをした
昼ごはんに惣菜弁当を買って 食べながら少し母と話をする
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前の日記のどこかでも触れているが 先日 激しい下血で 急遽入院となり 四日間ほど病院生活をして 月曜日(11日)から 家に帰ってきて元通りの生活を始めている
九十四歳だ
自由に動き回るれるわけではなくどうしても家の長椅子に寝転んでテレビを見て過ごしていることが多い
トイレは 居間の隣にあるので 移動に時間が掛かるものの一人で行ける
夜中に何度か目が覚めて行くことになるのも 苦にはなるが 自力で行く
紙おむつなどを利用して安心に過ごしているという
耳が遠いので テレビが驚くほど大きな音量になっている
電話が鳴っても聞こえないこともあるし 受話器をとりに移動する間に鳴り終わることも多い
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いつ死んでもいいと時々いう
早く死にたいとは言ってはいないと思う
安楽死には関心があるようで 安楽死を選択できる海外の話をTVで見たらしく 安らかに「眠っている間に 点滴の中にそのような薬を入れてもらい死んでいける」と言って 自分も「そんなふうに行ければええのに・・」と思ったようだ
金もかかるし 周囲に世話もかけるし 国内ではまだ希望は叶わないので 一つの夢を持っていることになる
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できれば 苦しむことなく息を引き取らせてやりたい
ギリギリまで 楽しく会話もしたい
普通に暮らしていたい
誰もがそう願っているのだ
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食べるものは 好き嫌いなく何でも食べる
『数独』や『パズル』は ムスコの僕よりも遥かに(勝負にならないほど)速い
息を引き取る時がくれば たぶん あっという間にきて瞬時に済むのだろうと思い またみんなはそのように願いながら まだすぐには来ないだろうと思っているのだ
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